コミュニティムービー「30」(さんまる)上映会

Mar 3, 2025

神戸市長田地区にある「多世代型介護付きシェアハウスはっぴーの家ろっけん」は2017年3月に開設されました。要介護の高齢者を中心に赤ちゃんから外国人、絵描きや看護師、シングルマザー、生きづらさを感じている若者など、多種多様な人たちが毎日、ごちゃ混ぜに集まっている不思議な場所です。
スタッフはみんな30代の若者たち。今では空き家再生や不動産業なども営んでいます。
ろっけんのあまりにカオスで自由で何でもあり?!のチャンプルーのような暮らし方、在り方に思わず泣き笑いしてしまうドキュメンタリーです。

そんな空間を気負わずに経営している自称カオスクリエーター首藤義敬さん。
遠くのシンセキより近くのタニン
1人のプロより100人の素人
違和感は3つ以上重なるとどうでもよくなる
日常の登場人物をふやす
何気ないけど思わず頷いてしまう名言がいっぱい。

それぞれが勝手に楽しいことをやっているのだけれど、何かあったら、助け合ったり支えあったりできる家族みたいな、でも決して束縛しない自由な暮らし方。その人らしい人生の終わり方を話し合い、みんなで協力しながら看取っていく・・・。

日常をちょっと変えていくだけで、こんな世界が本当に作れるんだなと彼らの世代の倍以上の世代である私はとても驚きました。自分らしく安心して生きられる場所が欲しいと誰もが望んでいるけれど、人が集まったら、そこに社会ができるから、どこかで気を使い合ったり我慢したり・・・本来の目的から外れてしまうことが多いのではないでしょうか?

そんなことをすっ飛ばしても?面白い場所が創っていけるんだなって思うとワクワクしてきますね。
そして何より管理や規則を作ったり、意図して何かをしようとしないところが面白い!

監督の鈴木七沖さんは編集者。
サンマーク出版からベストセラー本を何冊も編んで来られ、ご自身でも本を書かれています。
映画を創ることが目的ではなく、映画を通してコミュニティを創るきっかけ作りになったら・・・という思いから、上映会と一緒にトークをしながら全国を行脚されています。

ようやく風楽での上映会を開催できるタイミングになりました。
映画を見るだけでなく、共に同じ釜の飯を食いながら?監督のお話を聞かせていただき、それぞれの地域で何ができるのか、映画の感想やこれから描く地域の未来など、一緒にシェアし交流できる1日になったらと思っています。どうぞご参加ください。

<コミュニティムービー「30」(107分)>
2022年作品・監督:鈴木七沖・カメラ鈴木経生
https://30sanmaru.com

⭐︎予告編
https://30sanmaru.com

◇日時4月27日(日)
10:00〜12:00上映
12:00〜13:00監督トーク
13:00〜14:00お弁当タイム
14:00〜15:30シェア会

◇参加費:5000円(お弁当・ドリンク付き)

◇申し込み:お名前とご連絡先を書いてメールでお願いします。 furaorganic@gmail.com

Posted in イベント情報Comments Closed 

関連記事