東洋の叡智を伝える冬の養生講座

Oct 9, 2024

11月7日は立冬。冬は一年で一番寒く、空気が乾燥し気温が低くなる季節なので風邪も流行り、何かと体調を壊すことが多い時期です。
冬は天の気が遠くなる反面、陽気(エネルギー)は内に集まります。
自然界の植物や動物たちは冬籠りし、その陽気を外に逃さないように静かに休み、根を張り芽吹くのを待っています。
それは寒さから身を守るためでもありますが、生命力を内に集めて、春や夏に消耗したエネルギーと体の機能を修復して、来るべき季節へ備えるためでもあります。
冬には腎が特に弱まる季節。腎は水分を調節し、成長や発育に関わり骨や腰や歯とも密接に関係しています。
腎の働きが衰えると、トイレが近くなり腰痛や膝のトラブルなどが起きやすくなるので、体の代謝を必要以上にあげすぎず、暖かくして体力の消費を抑えて過ごしましょう。
冬を穏やかに過ごすことが春を気持ちよく迎えるためにも大切です。
そんな冬の過ごし方を東洋医学的な立場から学び、すぐに実践できる手当法や季節に即した食材(特に黒い食材)での調理など、講義と同時に実習も取り入れた養生講座です。
*今後、春(1/31)夏(4/30)秋(8/4)と四季を通して年4回開催していく予定です。

<講義>
体質チェック
冬の体の特徴と体質別養生法
風邪の対処法
腰痛・膝痛の緩和法

<実習>
こんにゃく湿布
お灸とツボ押し
耳マッサージ

<薬膳調理デモと実習>
クコ、ナツメ、黒豆などの八宝ご飯
ほうれん草の胡麻和え
かぼちゃのいとこ煮
ハトムギと生姜の根菜スープ
黒木耳とひじきの中華サラダwith 手作りラー油
れんこん松露
りんごの葛ねり

*内容、メニューなどは状況に合わせて変更する場合があります。

◇日時:11月4日(月)10:00〜15:30
◇講師:西岡敏子(よもぎ倶楽部主宰・鍼灸師・看護師・助産師)
◇参加費:11000円(テキスト・薬膳ランチ・薬草茶・材料費含)
◇申し込み:お名前とお電話番号を書いてメールでどうぞ。
      furaorganic@gmail.com

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