町田宗鳳さんをお迎えして〜ありがとう禅とお話の集い<満員御礼>

Mar 29, 2023

今年のお正月、御殿場の「ありがとう寺」に行ってきました。
ここの住職である町田宗鳳さんは僧侶でありながら、キリスト教など他の宗教も研究され、グローバルな視点で、宗派を超えたつながりを実践されている方です。
無宗派ありがとう寺は目の前に富士山が広がる美しいお堂でした。
そしてとても気が整っている空間で、堂内で写した写真にはたくさんの光の柱が広がっていました。

心の拠り所を求めてお寺に行っても敷居が高くて居場所がなかった・・・という話をよく耳にします。
でもこんな居心地がよくオープンなお寺だったら、誰でも気軽にお詣りしたいと思うのではないでしょうか。
町田宗鳳さんは国内での仏教の修行だけでなく、ハーバードやペンシルベニアでも宗教学について学ばれたご経験から、従来の仏教という枠を超えた中で、新しい仏教の可能性というものを探られている方なのだろうと私は思っています。

不動明王を前にした福徳護摩という護摩焚や、「ありがとう」を唱えながら行う「ありがとう禅」、禅ファスティングなど、誰にでもわかりやすい方法で、私たちが楽に生きていけるようご指導されています。

人の潜在意識に何か大きな傷があったり、歪んでいる部分があると、顕在意識、さらには真我というものが曇り、魂も光輝くことができないと言われています。
最高のマントラである「ありがとう」という言葉。
それを繰り返し唱えることで、潜在意識からの干渉がなくなり、顕在意識と真意識が直結する【精神統合】が可能になるそうです。

「母音の共鳴音が超高周波の倍音を生み出す」と聞いても、実際に体験してみなければ、その変化というものはわからないものですね。
私も先日、初めて「ありがとう禅」を体験させていただきましたが、
バラバラに唱えていた「ありがとう」の言葉が、それぞれに重なり合い、反響しながら、美しい倍音が広がっていくのを心地よく感じました。
なんと微細振動は脳だけでなく、全身の細胞にも広がっていくということです。

大勢の中にいる私は自分の声を聞きながらも、他の人ともしっかりと響き合っている不思議な感覚。
まさに「全てはつながっている」ということなのかもしれません。
最後に「南無ありがとふ」を一音、発するごとに感謝する人の顔を思いうかべていくと、いかに自分が多くの人たちの中で、生かされてきたのかと改めて感謝の念が溢れてきました。
そして全く雑念が入ることなく、祈りの世界に集中することができたのです。

そんな時間を風楽のお座敷でぜひ皆さんとご一緒に体験したいと思っています。
今後、何が起こるかわからない時代ですが、どんな時にも心に平安を保つことができたなら、淡々と過ごしていけるのではないでしょうか。
ぜひご参加ください。

◇日時:5月13日(土)10:00開場
10:30〜11:30 
町田宗鳳さんの講話「今、日本人にとって大切なこと」
11:45〜13:00 ありがとう禅
13:00〜14:30 お弁当&シェアタイム
*町田宗鳳さんの著作の販売、ありがとう寺のお札、護摩札などの販売も予定しています。

◇参加費:4500円(オーガニックのお弁当・薬草茶付)。
◇申し込み:古民家空間風楽へメールでどうぞ。
      furaorganic@gmail.com 

<町田宗鳳プロフィール>
広島大学名誉教授・比較宗教学者。御殿場高原「ありがとう寺」住職。 1950年京都府生まれ。14歳で出家し、臨済宗大徳寺で20年間修行。その後ハーバード大学で神学修士号、ペンシルバニア大学で哲学博士号を取得。プリンストン大学助教授、国立シンガポール大学准教授、東京外国語大学教授などを経て現職。天台宗大阿闍梨。 『人類は「宗教」に勝てるか』(NHKブックス)、『「ありがとう禅」が世界を変える』(春秋社)、『異界探訪』(山と渓谷社)、『人の運は「少食」にあり』(講談社)など著書多数。国内各地およびアメリカ、フランス、台湾などで「ありがとう禅」「ありがとう断食セミナー」を開催している。

町田宗鳳ホームページ
https://www.arigatozen.com/
町田宗鳳ブログ「ありがとうの風」
https://ameblo.jp/kazenotsudoi/ 

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