町田宗鳳住職をお迎えして「ありがとう禅」とお話の集い vol.2
今年のお正月、御殿場にある「ありがとう寺」をお詣りしました。
無宗派ありがとう寺は目の前に富士山が広がる美しいお堂でした。
とても気が整っていて、堂内で写した写真にはたくさんの光の柱が立っていました。
ご縁がつながり、今年5月、町田住職を風楽にお招きして、ありがとう禅と講話の集いを開催させていただきました。
小さなお座敷にたくさんの方が集まって、ありがとう禅を体験しましたが、とてもいい時間だったので、ぜひまたやってくださいというお声をいただきました。
町田住職は、僧侶でありながら、キリスト教など他の宗教も研究され、グローバルな視点で、宗派を超えたつながりを実践されています。
国内での仏教の修行だけでなく、ハーバードやペンシルベニア大学でも宗教学について学ばれたご経験から、従来の仏教という枠を超えた中に、新しい仏教の可能性をあるのではないかとお話しされています。
不動明王を前にした福徳護摩という護摩焚や、「ありがとう」を唱えながら行う「ありがとう禅」、禅ファスティングなど、誰にでもわかりやすい方法で、仏教と私たちが繋がっていける活動をされています。
人の潜在意識に何か大きな傷があったり、歪んでいる部分があると、顕在意識、さらには真我というものが曇り、魂も光輝くことができないと言われています。
最高のマントラである「ありがとう」という言葉。
それを繰り返し唱えることで、潜在意識からの干渉がなくなり、顕在意識と真意識が直結する【精神統合】が可能になるそうです。
「母音の共鳴音が超高周波の倍音を生み出す」と聞いても、実際に体験してみなければ、その変化というものはわかりません。
「ありがとう禅」を体験させていただいた時、バラバラに唱えていた「ありがとう」の言葉が、それぞれ重なり合い、反響しながら、美しい倍音が広がっていくのを感じました。
なんと微細振動は脳だけでなく、全身の細胞にも広がるそうで、体まで熱くなっていきました。
大勢の中にいても、自分の声を聞き、他の人ともしっかりと響き合っていられるという不思議な感覚・・・。
まさに「全てはつながっている」ということなのかもしれません。
最後に「南無ありがとふ」を一音、発するごとに感謝する人の顔を思いうかべていきます。
いかに自分が多くの人たちの中で、生かされてきたのかと感謝の念に溢れながら、祈りの世界に集中することができました。
そんなかけがえのない時間を風楽のお座敷で、ぜひまた皆さんとご一緒に体験できたらと思っています。
時代は激動の中にあり、明日どうなるか、予測不能な部分も多いですが、どんな時も心に平安を保つことができますように。
ぜひご参加ください。
◇日時:10月21日(土)10:00開場
10:30〜11:30 講話「これからの仏教について」
11:45〜13:00 ありがとう禅
13:00〜14:30 お弁当&シェアタイム
*町田宗鳳さんの著作の販売、ありがとう寺のお札、護摩札などの販売も予定しています。
◇参加費:4500円(オーガニックのお弁当・薬草茶付)。
◇申し込み:古民家空間風楽へメールでどうぞ。
furaorganic@gmail.com
<町田宗鳳プロフィール>
広島大学名誉教授・比較宗教学者。御殿場高原「ありがとう寺」住職。 1950年京都府生まれ。14歳で出家し、臨済宗大徳寺で20年間修行。その後ハーバード大学で神学修士号、ペンシルバニア大学で哲学博士号を取得。プリンストン大学助教授、国立シンガポール大学准教授、東京外国語大学教授などを経て現職。天台宗大阿闍梨。 『人類は「宗教」に勝てるか』(NHKブックス)、『「ありがとう禅」が世界を変える』(春秋社)、『異界探訪』(山と渓谷社)、『人の運は「少食」にあり』(講談社)など著書多数。国内各地およびアメリカ、フランス、台湾などで「ありがとう禅」「ありがとう断食セミナー」を開催している。
町田宗鳳ホームページ
https://www.arigatozen.com/
町田宗鳳ブログ「ありがとうの風」
https://ameblo.jp/kazenotsudoi/