谷口たかひさお話会〜メディアリテラシーについて〜
メディアリテラシーという言葉を聞いたことがありますか?
Wikipediaによれば「メディアの機能を理解するとともに、あらゆる形態のメディア・メッセージを調べ、批判的に分析評価し、創造的に自己表現し、それによって市民社会に参加し、異文化を超えて対話し、行動する能力」と書かれています。
情報化社会の中、さまざまな情報が錯乱し、正しい情報を見極めることが難しい時代になってきました。
情報操作により、正しい情報が隠蔽されたり、フェイクニュースが一人歩きする場合もあります。
キャッチした情報を精査することなく、鵜呑みにすると情報に踊らされ、誤情報を拡散してしまう危険性もあります。それぞれ見る視点や立場が違うと、同じ事象の捉え方、発信の仕方が、こうも違ってくるのか・・・と驚くことも多いです。
国際ジャーナリストNGO「国境なき記者団」による世界報道の自由度ランキングというものがあります。
「意見の多様性」「政治・企業・宗教からの独立性」「メディア環境と自己検閲」「報道に関する法制度」「報道に対するルールの透明性」「報道のインフラの質」などを基準に毎年、発表されているのですが、昨年のランキングで日本はなんと71位。先進国G7の中では最下位です。
民主主義の先進国の中で、こんなにたくさんの情報を享受しているというのに、日本は自由度がこれほどまでに低いのか・・・と愕然とする反面、その結果に思わず納得してしまいます。
そんな日本の情報化社会の中で、どうやったら正しい情報を見極める力を養っていけるのか?
一緒に学んでいきましょう。
世界を旅し、気候変動についてのお話会をやっている谷口たかひささんによるメディアリテラシー観。
私たちが情報を見極めるための一つのヒントになると思っています。
◇日時::5月26日(金)10:00〜12:00
*終了後、ランチシェア会
◇参加費:オーガニックのお弁当付1500円+ドネーション
◇お申し込み:メールでどうぞ。 furaorganic@gmail.com
<谷口たかひさプロフィール>
地球を守ろう代表。1988年生まれ。10代の時、日本の大学在学中に留学費用のためインターネットビジネスで起業し、イギリスへ留学。卒業後、チェーンストアのエリアマネージャー、アフリカのギニアでの学校設立、メガバンク/M&A/メディアのコンサルタント、グローバルIT企業の取締役を経験。プラスチック問題と、時間と共に価値が減る地域通貨に取り組むため、ドイツへ移住し、起業。2019年、ドイツで気候危機の深刻さを目の当たりにし、「みんなが知れば必ず変わる」をモットーに「地球を守ろう!」を立ち上げ、気候危機の発信や講演を開始。世界中から講演に呼ばれるようになり、日本では2年で1000回以上(うち学校へ300校)で全都道府県での講演を達成。趣味は旅と勉強で、訪れた国は約60ヵ国、保有資格は国際資格や国家資格を含め40個。