古民家シネマ「祝福(いのり)の海」上映会

May 5, 2016

▪️日時:5月14日(土) 17:30 開場
             18:00 上映
▪️参加費:1500円(玄米おむすびとお茶付)
▪️場所:古民家空間風楽 fura-organic.com
▪️申し込み:お電話かメールでどうぞ。

とても素晴らしい作品に出会いました。
学生時代、貧困問題を知った一人の若者が世界を旅しながら地球が平和になるにはどうしたらいいのかと模索します。
そして約1000人もの支援を受け3年がかりで初めて映画を製作しました。
祝島と福島と・・・。
そこで命と共に生きる人たちの暮らしを描きながら、私たちに平和とは何かと問いかけてくれる心温まる作品でした。
上映後、おむすびをいただきながら一緒にお話できたらと思っています。

<ストーリイ>
大学時代、貧困問題に関心があった‘僕’。 地球の上でみんなが平和に暮らすにはどうすればいいのか。世界を旅する中で、自分の暮らしが世界の問題と繋がっていると感じた僕は、足元の暮らしから見直そうと、 塩づくりをしながら自給的な暮らしを営む一家を訪ねることにした。 そこには、海や大地に根ざし、あらゆるものを自分たちの手でつくり出す、生き生きとした暮らしがあった。 同時期に出会った、山口県の瀬戸内海に浮かぶ小さな島「祝島」。 豊穣の海の恵みに支えられ、互いに助け合い笑い合う地域の共同体が残る。 その島の対岸には、30年近く前から原発建設計画が進められていた。 「海はお金では売れない。」と島の人たちはいう。
島に通うようになった僕は、彼らが守ろうとしている、どこかなつかしい暮らしに触れていく――
2011年3月11日 大きな試練に見舞われた日本。
祝島から福島へ。平和を求める旅の中で、様々な出会いを経て見えてきた、いのちを生かし合う、未来につづく暮らしや世界
東条雅之監督 2015年作品

<東条雅之>
1984年大阪生まれ。北海道大学農学部卒業。和歌山在住。
世界では7人に1人が飢えている―――という現実を知って、みんなが笑って平和に暮らせる世界を目指すようになる。
2007年(22歳)、アジア・アフリカの10数ヵ国を旅し、世界は「でっかい宝島」だと実感。
2009年、山口県で塩づくりをしながら自給的な暮らしを営む一家「百姓庵」の下で学ぶ。同時期に、山口県の瀬戸内海に浮かぶ小さな島「祝島」に出会う。
海や山と共にある暮らしに感銘を受けると同時に、祝島の対岸の原発計画について知る。
海の埋め立て工事が始まった現場でカメラを回し、「スナメリチャンネル」にて発信する。2011年、東日本大震災と福島原発の事故以降は福島にも通うようになり、いのちをテーマにしたドキュメンタリー映画の制作を決意。3年余りの歳月をかけ、2015年(30歳)、「祝福(いのり)の海」を完成させる。 いのちを生かし合える世界を願い、映画を上映する傍ら、自然と調和できる暮らしを模索しながら実践中。
「祝福の海」表

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